とりあえず速攻で元に戻す!
Ctrl + 0 (コントロールキーと数字のゼロ)を同時に押すことでデフォルトのサイズに戻るはずです。
もう少し詳しく解説
コロナ禍の中でのワークスタイルとしてテレワークがすっかり定着してきた今日この頃ですがいかがお過ごしでしょうか。
当方も会議などは自宅から行うことが多くなってまいりました。しかし、ツールに慣れていないのでおかしな状況に陥ることもあります。
先日遭遇したのはMS Teamsで会議をしているときに資料が見づらいので画面を大きくできないかなと奮闘していると、大きくはなったのですが画面のアイコンやバーまで大きくなってしまって会議が終わっても大きくなったまま、クライアントを再起動しても変わらず画面の周りが太くなったままになってしまいました。

このままではメインの部分の面積が少なくなって表示効率が悪くなってしまいます。どうやってこうなったかもわからないまま数日が過ぎた頃、やっと解決策がわかったのでメモしておきます。
どうやらクライアント画面のズーム機能があるらしく、知らない間にそれを触ってしまっていたようです。画面の右上(緑枠)にあるアカウントのアイコンをクリックすると下のように設定画面が出てきます(最新バージョンのクライアントではアカウントアイコンの左にある3点ドットをクリックすると設定画面がでます)。ここで画面のズーム率を設定することができます。ここが100%以上になっていました。
リセットするか手動で戻してあげれば元に戻ります。


MS Teamsクライアントのアップデートで多少動きは変わりますが、試行錯誤した結果、概ね下記の整理で認識しておけば良さそうです。
機能 | 拡大縮小方法 | コメント |
---|---|---|
ミーティング(会議)機能 | 拡大したい画像をクリックしてCtrl+マウスホイール。あるいは画面左下の+、ーボタンをクリック。画像をドラッグして表示範囲を変えることもできる(場合もある)。 「View」アイコンからフルスクリーン、フォーカスで表示領域を増やす。 上述の操作で画面外周のツールバー部分を縮小表示にしてコンテンツの表示領域を増やす。 「Pop Out」アイコンをクリックしてコンテンツのみ独立表示にする(外周の表示領域が表示されない分、少し見やすい)。 拡大縮小操作のキーボードショートカット等はこちら。 | PowerPoint以外は無理にミーティング画面の中で資料を見ないようにする方向性がよい。 PowerPointも文章のような資料を作らない・作らせない様にする。 |
office製品を画面シェアした場合 | 各アプリの表示メニューから選んでズーム率変更 | モニターが2つあればMS Teamsクライアントではなく、アプリから開いて別画面で参照したほうが見やすい。 |
その他アプリケーション | 各アプリの設定画面よりフォントサイズを変更して見やすくする。 |
また、プレゼンター側でマイクをミュートして、一時的に他の人の発言を聞きたい時はツールバーを立ち上げるのが面倒くさいのでショートカットを覚えておくと便利です。ミュートのショートカットは Ctrl+Shift+M でミュートになります。ミーティング時に役に立つショートカットはこちらで確認できます。